jw的マウンティング
エホバの証人って友情や愛を大事にします。
人種差別などもってのほか。
すべての隣人に愛を!です。
だけど私が経験したエホバの証人の組織内で見た差別。そして信者同士の張り合い。
①男性優位、エホバ神は先に男を創ったので、
女性が先に立つなんてありえない
長老と呼ばれる立場に女性はいなかった。
②伝道に沢山いくやつが偉い、仕事や学業に時間を使いまくるやつはダメ人間
組織内で序列あり。統治体と呼ばれる人たちの言うことは絶対。
③つーか、世の中のやつらは悪魔の手先だから、エホバの証人以外のやつは最悪な人間
特に政治家は悪魔の直属の手下だぞ
①は、私の所属していた会衆で、
女性の信者が男性の信者に意見をした時、
何人からか無視されていました。
もしくは、会衆の偉い人に指示された第3者が来て、
あなたには私が必要だと思うの。
エホバはあなたをどう思うかしら?
と言って励ましという名の説教をしていました。
②は、やはり沢山の時間を宣教活動に費やした人や、何かとイベントに参加する人が異様にチヤホヤされてました。
地域ごとに小さな支店のような、会衆という30名〜50名ほどのコミュニティがあるのですが、
役職的なものについてるのは基本夫婦でエホバの証人の旦那のほう、あと2世たち。
2世同士の夫婦なんか最強でしたね。
シングルマザーや30代後半以上の独身女性なんかは肩身が狭そうでした。
③はそりゃーひどいものです。
道行く人全部がダメ人間、
エホバが信じられない、
真理を知らない可愛そうな人に見えるのですから。
基本的に学校の友達も上部だけの付き合い。
この世の終わりが来たら、
みんな滅ぼされるしね!
自然と私も差別が普通になりました。
同じ会衆内のA姉妹は皆に人気がないからあまり話しかけないようにしようとか、
あの人と仲良くしとけば困らないとか。
ママ友界のマウンティングみたい。
あと、信者の子供たちの中にもマウンティングありましたよ!
エホルックと呼ばれる清楚な?服装もブランド物なのかとか、持ってる数とか、家庭によって違うので、特におしゃれに目覚める小学生の女の子は、集まりに行く時はお披露目のタイミング。
私も割と裕福な家だったので、何人かの子と張り合ってた。
張り合えない子はだっさーいと思ってました。。エホルックの時点でダサいだろうに。
あとバプテスマとか、伝道時間とか、
何処何処の地域に選ばれて行くとか、
記録がすごいとチヤホヤされる。
若ければ若いほど。
バプテスマなんて小学生のうちにって
親たちにブームが起きたほど。
ちなみにバプテスマという洗礼を受けると、
今までS子ちゃんって呼ばれてた子が、
「S子姉妹」って呼ばれるようになるんです。
大きな集まり、地域大会でも今年は○○会衆の○○姉妹が最年少でバプテスマを受けられましたなんて発表されますしね。
ラッキーなことに、服装のマウンティングや、世の友達との遊びに必死な私はバプテスマに興味なしで今に至るんですが。
でも、エホバの証人時代、
色々な制約がある人たちは
マウンティングしてる時が1番生き生きして、
人間らしかったかも。
今の教理が変更されたエホバの証人の世界はまた違うでしょうか?
今のルールや環境を知らないので、
他の方のブログなどで情報収集したいと思います。